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2004年 05月 19日
倫理のお勉強です。 今日の2時間目に行うテストの範囲に入っております。 そういえば家で教科書開いたのって今が初めてだわ。 なーんて思いながら、こんな事書いてみたり。 元々ヨーロッパの思想家の方々は、結構好きなんですよ。 17世紀のフランスの哲学者、「パスカル」。 この人の考えが一番好きです。 が、今回惜しくも範囲から外れてしまった為、この方のお話は致しません。 今回と言っても、これっきりかもしれませんが、お付き合い頂くと大変嬉しく思います。 紀元前5世紀後のお話です。 その頃は「ソフィスト(知恵のある人の意)」と言う職業の方々が多く存在したらしいのです。まぁその名の通り、青年達に知識や弁論術を教えておりました。 それまでソフィスト達は、それまでの哲学や研究の対象を自然に限定していたのに対して、人間の問題、特に道徳や法律、社会制度を人間的立場からとらえなおし、社会生活に自由な批判精神を導入して合理的な考え方を徹底させた。 しかし、個々の物事を超えて存在する普遍的な真理を否定する事は、ポリスの法律や掟など人々に共通する価値の否定に繋がった。 さらに、真理を追求するよりも弁論に勝つことに専念する風潮が強まったため、ソフィストたちは自分に都合のよい理屈を相手におしつけるような方法をとるようになった。 このようななかで、価値の相対化を克服し、こんらんしたポリスを建てなおそうとしたのがソクラテスだった。 この後はソクラテスが死ぬまで約3ページあるので、縮めるけども。 ソクラテスは「自分たちは何もわかってはいない」と思った訳ね。 誰かが「私はソフィストで、自分は知恵のある人だ」と言おうとも、ソクラテスは「本当に知恵のあるものは神だけだ」と考えたの。 そして「人間達の中で最も知恵のある物とは、ソクラテスのように自分が知恵に対しては、何の値うちもない物だということを知った者だ」と、ソクラテスの周りの人達は気がついたのね。 で、これを「無知の知」と言うそうです(ここテストに出ます、絶対出ます)。 その確信にもとづいて、ソクラテスは「汝自信の知を知れ」という言葉のもとに街頭に出て、広場における対話を通して、人々を独断や思いこみから解放し、無知の知を悟らせるように努めました。 そこではソクラテスはソフィストのように相手を一方的に説得しようとはせず、相手に「知っている」と信じている事を語らせ、自分は論題については何も知らないかのようにふるまい、一問一答を繰り返すなかで、相手の主張に含まれている矛盾を指摘し、相手が自ら訂正するのを待ちました。 このように「自分は無知である」かのようにふるまうことを「エイロネイア(皮肉)」と言うそうです。 こうやってソクラテスは、自ら「問答法(助産術)」と名づけて、これを繰り返していった。 だけども、この「エイロネイア(皮肉)」が気に入らない人は、勿論とても多くいた。 おまけに当時の人々の価値観や道徳に対する厳しい批判を含んでいたため、多くの敵をつくる事になった。 特にペロポネソス戦争後のアテネは、戦後の処理をめぐって激しい権力争いがおこっており、政権をにぎった者が危険因子という理由で政敵を殺し、その財産を奪うような自体も生まれた。 こうした状況のもとで、アテネの支配層にある者が、自分の政敵とかかわりあいのあるソクラテスを、「国家の認める神を認めず、新しい神を信じ、青年達に害毒を流した者」として告発し、死刑の評決を下させた。 刑を執行するまでに、国外に逃亡する機会もあったが、それをすすめた友人たちに「ただ生きるということではなく、よく生きること」と言い、ポリスの法にしたがって毒杯をあおぎ、死にました。 私は……この時代に生きていたら、やはりその流れにのって生きていたと思う。 ソフィストの教えを聞いて、相手に無理矢理自分の考えをおしつけていたと思う。 その時だったらば、絶対にソクラテスの「エイロネイア(皮肉)」にプライドを傷つけられて、殺していたかと思う。 本当に、プライドを傷つけられるのは嫌な事だもの。 でも、今ならこの人の考えを、素直に受け入れられる、受け入れたいと思う。 多分、自分がどんなに馬鹿な奴かを考えて、凄く恥ずかしくなると思うけども。 でも、それを教えてくれたソクラテスに、私はついて行くだろう。 「ただ生きるということではなく、よく生きること」 いい言葉だよね。 あんまり長生きをする気も無いけども、今はよく生きてないと思うけども、私は高校卒業後が結構大事だと考えている訳で。 だから、その時……高校卒業後、よく生きたいと思うのだ。 ここまで呼んで下さって、ありがとうございました。 これで倫理の勉強と共に、「S4」の情報処理のお勉強にもなりました。 情報処理はまだワードなので、もうひたすらに文字打ちだけでしょうから。 しかも自分で考える文では無く、もう出来上がってる文。 見ながら打つって………結構たいへんなんですよね。
by hikaru_921_kira
| 2004-05-19 05:15
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